やはり数は力なんだと思います

昨日、大阪ベイエリア祭り「Worldアポロン」に参加してきました。
この祭りとは昨年から交流をさせて頂いており、
昨年は踊りではなく運営スタッフとして交流をさせて頂きましが
今年は演舞での参加のお誘いを受けました。

大阪という遠い所からお誘いですので、文化風土の面でも色々と
刺激があるのではという事と、こちらの祭りの広報も出来るだろう
という事で(あからさまなPR活動は出来ないと言われていましたが)
参加する事になりました。

しかし、私達は祭りの企画運営を通じてまちづくりを行ってく
組織ですので、演舞を行うチームではありません。

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(参加して頂いたチームの皆さん、早朝よりご苦労様でした)

そうはいいつつも
あっぱれ祭りの総踊り曲はありますので、「総踊り曲演舞」での
参加を地元チームに呼びかけた所、37名の参加協力がありました。
参加して頂いたチームは以下のチームです。

天舞賤ヶ岳 20名
むらさき天舞会 2名
近江紅天女 1名
AZAIまんてん 4名
江州大舞隊 1名
アザックとよさと 1名
夢遊士 8名
の計37名の合同チームです。

それぞれチームのチーム演舞が出来る訳ではないのですが、
沢山の方に参加をして頂きました。そして
「あっぱれ祭り実行委員会オフィシャル隊」という名の
一つのチームとして、とても熱のこもった演舞をして頂きました。
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参加されている他の団体の中には、とても技術的に高い演舞をされる
少人数のメンバー構成の団体の参加もあり、
観客の皆さんががオォ〜ッ!という思わずどよめいてしまう様な
演技をされているところもありました。
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「あっぱれ祭り実行委員会オフィシャル隊」は
YOSAKOIの演舞団体として37名は少ない方だと思いますが
会場の中では、どちらかと言えば大所帯のチームでしたね。

私達のチームはプロのダンスチームではありません。
ですから一人一人の力量は観客を魅了する程のものでは
ないのかもしれませんが、そういったテクニカルな部分での
反応とは別の意味で、何らかの反応があったように思います。
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それは上手くは表現できませんが、数の力なのだと思います。

人はそれぞれ、考え方や趣味趣向も違いますし、技術レベルや
年齢のも違います。その部分で少しでも互いの違いを
受け入れる事が出来なければ、集団は大きく育ち生ません。
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導いてく人には寛大な気持ちと強い意志が求められますし
メンバー全ての人にも自主的な関わりや、本意ではない
ポジションでの仕事を受け入れなければいけない事もあります。
仕事などの利害関係ではないにも関わらずです。

そういった事を乗り越えて、一つの「気持ち」にまとまった大きな
集団の表現には、テクニカルな感心とは別の、心の奥底を揺さぶる様な
何かがあるのではないかなぁと思います。
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本場よさこい祭りや札幌のYOSAKOIソーラン祭りでは
100人を超える団体が沢山あります。
そのような大集団をまとめ上げて、表現と集約していく「気」の圧力が
素人集団ではありながらの、魅力を感じるところだと思います。

その「気」の圧力のベースには「公」の意識があってこその
「気の集約」であると思うのですが、その「公」に焦点をあてて
活動していく事が、地域のまちづくりに繋がっていくなぁと
「演舞の数の力」から「地域の活性」に続いてく思考の流れを
休憩時間に一人妄想していましたら、

「何ボ〜ッとしてるん!?」と委員会理事の姐さんに
突っ込まれてしまいました (汗)





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踊り子の皆さん、スタッフの皆さん
お疲れさまでした。 P1010244.jpg

2014年7月

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